脱毛前にお肌の環境を健やかに
お肌が荒れる原因が 髭剃りによる角質層の破壊や 黄色ブドウ球菌・表皮ブドウ球菌による毛嚢炎の場合があります
それを防ぐために脱毛をすることで それらが改善する可能性は大いにあります
けれども 肌が荒れすぎていますと そもそも脱毛を受けられない場合もあります
ニキビの状態によっても場合によります ニキビは常在菌であるアクネ菌が悪さした状態ですが それだけお肌の環境が悪くなっているということですね
ニキビが発生したあとに残る可能性は
■炎症後紅斑
赤みが引くことが必要ですね
基本表皮なので軽度
■炎症後色素沈着
メラニン色素が活発になった結果ですね ほとんどは表皮なので 薄い状態なら可能ですがハッキリ黒色がみえると避けなければですね
■萎縮性瘢痕
いわゆるクレーターなので真皮におきています 昔に発生したのであれば脱毛はできますが 最近ならまず皮膚科ですね
■肥大性瘢痕
ケロイド状態といいますか 赤く膨らんだ蕁麻疹のようにもみえる状態 真皮からなので皮膚科に相談しましょう
それ以外でお肌の調子が以前より悪くなったと感じる時期があると思います
通常 お肌が正常なターンオーバーであるならば 調子が悪くなる前に新しい角質層が形成されて 気にならない程度を維持できるはずですが いつのまにか生活習慣も加わりターンオーバーがくずれることもあります
ただ 生活習慣というものは かなり染みついた癖のようなもので 簡単に変えられるものではないと思われます
お肌の調子が悪くなるのは 自然な老化によるものがありますが 老化以外で原因があるとすれば 普段から使用している消耗品の慣行によるものもあります
例えば【柔軟剤】は界面活性剤というお肌のたんぱく質を変性させる性質があるので 柔軟剤を入れすぎたりしている場合もあります
無添加を謳う製品もほとんどとなりましたが なん十種類ある成分の１種類だけ無添加であっても それ以外の成分が刺激性物質であればただのキャッチーな表現という場合もあります
固いタオルで顔を拭くよりやわらかいほうがいいですが 柔軟剤がつきすぎたタオルで顔を拭きますと その成分はお肌に残留しますので 理想は柔軟剤を入れないで済む事ですが 柔らかさが必要であれば いつもより量を減らすだけでも変わるかもしれません
その他 ウィルスが悪さする時期ですと【マスク】による肌荒れも考えられます
マスクのリスクはいくつかあります
■マスクの繊維が肌に合っていない
■動くたびにマスクが擦れて摩擦で肌が荒れる
■雑菌が湧きやすい
■マスクをしている間は湿っているが 外した瞬間 気化熱により肌の水分も奪う
■何度も脱着するたびに 何かを触れた指でマスクに触るのでマスクが汚染される
などでしょう
もっと長い時間顔に触れているものがるとしますと【枕】によるものもあります
枕は汗やシャンプーの成分などにより 割と刺激性物質が定着しやすいものです
ただ 毎日ピロケースを交換するのも大変ですので せめてキレイなタオルを枕に毎日敷くだけでも顔に刺激性物質の付着を減らす事ができます
タオルの交換程度でしたら割と簡単なので 寝る前のちょっとした癖がつくだけで清潔な状態に保てると思われます
ただ そのタオルは柔軟剤などは入れすぎていないことも必要かと思いますので いままでと違うことを生活習慣に取り入れるのは すこし時間がかかるかもしれません
これら以外でも 一番肌に触れるものがあるとすれば 自分自身の【指先】だと思われます
人間は指先でほとんどの事をおこなうので いつも清潔な状態にするのがかなり大変なものです
そして 指先に付いた刺激性物質が顔に付着すると 毛穴であれば膿んだりしますし 原因も見つけづらいものでもあります
結局のところ 自分の指を顔に近づけない というほか方法はないのかもしれません
顔を触らない癖さえつけば ウイルスや菌も口から入るリスクも減るので 病気知らずにもなれるかもしれません
冬は空気が【乾燥】するといいますが お肌の乾燥＝空気の乾燥というわけでもありません
空気で肌がかさつくほど 肌は弱くありません
むしろ 空気の乾燥で肌がかさつくなら すでに肌の調子が悪いという証拠でしょう
冬は洋服が厚着になり 手袋を脱着して 毛布やこたつなど 様々な繊維を引っ張り出します
その繊維に触れる回数が多ければ多いほど お肌の表面が摩擦でかさつきます その原因を空気が乾燥しているだけと思いがちにもなります
お客様のお帰り前には ひとまずの乾燥防止に【ヒト骨髄由来幹細胞上清液】を提供したりしてます 随時変更したりいたします 相性が良ければいいですね ただ【幹細胞培養液】ですと、培養するためのエサなので違いに注意
少し意識するだけで 接触摩擦の軽減に繋がりますので 意識してみるのもいいかもしれません