脱毛後はphを意識してお肌と環境コントロール

脱毛ひとつするだけで 初めて美意識の素晴らしさを意識すると 普段の生活が大きく変わることがあります

ph(ペーハー)ってありますよね

お肌や体内 汚れや成分
ほとんど全てはそんなphがあるのでそれをコントロールしようと思われる方も多いと思います

そもそもphは
1から15段階あります
6.5前後は中性です
以下は酸性ブースです
4まで弱酸性
それ以下は強酸性
7以上はアルカリ性ブースです
10までは弱アルカリ性
それ以上は強アルカリ性

まあ ざっくりですが そんなものですね

■ヒトの肌は弱酸性

弱酸性を維持しておくことはキレイな肌を保つことにも繋がります
お肌には 善玉菌 アクネ菌 悪玉菌 とありますね

■善玉菌 表皮ブドウ球菌 マラセチア菌

お肌を弱酸性に保ち グリセリンをつくってくれますね
化粧水は グリセリン5%程度とその他は水 でできていますので 少しでも健やかにするために 肌に似た成分で作られますね

美肌菌とも言われて それを増やそうと頑張られるかたもいらっしゃいます
基本 増やすことよりも 減らさない努力のほうが良さそうです

お肌には数十種類の常在菌があり 数は億兆などでしょう
そんな菌の管理を これは残す これは無くす というのは夢をみているのと同じかもしれません

■悪玉菌 黄色ブドウ球菌

善玉菌が正義感の強い人であれば 悪玉菌はクールな不良といった感じでしょうか
調子が悪くなければ悪さしないが 当たり障りあることや大きな環境の変化には躍起になって活動します

こちらは静かにいていただいた方が平和なので 現状維持でいて頂いて 無くすより増やさない事がちょうど良いですね

■アクネ菌 日和見菌(ひよりみきん) 嫌気性菌(けんきせいきん)

正義感の強い人も好きだけど クールな不良にも惹かれるヒロインのような感じでしょうか

嫌気性菌という酸素が苦手な存在なので毛穴などに隠れて普段は正義の味方に協力してphを整えます
食欲に弱く 脂質が好きなので たまにテンションあがって脂の乗ったものを食べると平らげるまで食べてニキビをつくるフードファイターです

普段は助けてくれるのですが 目がハートなものを魅せられるとそれをGETするためクールな不良とタッグを組んで環境破壊をします

悪玉菌である黄色ブドウ球菌は環境が悪くなると さらに影響力を拡散して食中毒まで発生させます 発症まで3時間と食中毒最短の暴れぶりです
悪玉菌もアクネ菌もゼロにすることはまず考えないほうが良いので バランスが必要になります

説によれば 善玉菌4 アクネ菌4 悪玉菌2 とも言われています
善玉菌も 環境が悪くなれば真菌であるマラセチア菌が便乗してフケやかゆみの脂漏性皮膚炎を助長させるので正義も悪になるわけですね
表皮ブドウ球菌も毛穴の環境が悪ければ 黄色ブドウ球菌と結託して毛嚢炎を発症させるわけですね
こうなると 善も悪もないので その肌に合ったバランスが必要というわけです

■体内は弱アルカリ性 血液など

phのお話に戻りますと お肌は弱酸性でも体内は弱アルカリ性となってます 唾液は中性くらいです
体内といっても 口から入って排泄されるまでの道のりは酸性気味になります

酸っぱい梅干しは 実はアルカリ性というのも有名な話でしょう
体内に合わせてアルカリ性を摂取しても 単純に体内がアルカリ性に保つわけではありませんね

酸性を摂取したから体内が酸性気味になるわけでもありません
よほど過剰な摂取でなければphは変わらないものですね
基本 食べ物はph1‐3の胃酸により溶かされて 後に中性気味になります

■便の色で 自分に合った食物を確認

胃腸はお肌と同じ弱酸性ですので 基本排泄されるものは弱酸性で黄褐色の便が理想となっております

ビリルビンといわれる赤血球の寿命により発生する胆汁色素とも言われるものが便に色をつけます

ここでも善玉菌と悪玉菌がありますが 腸内がアルカリ気味になると、便は黒めになります
アルカリ気味の便は排泄が痛い場合ですね

酸性の肉を沢山食べ過ぎれば 腸内ではアルカリ気味になり 便はph8の弱アルカリ性のものが排泄されます
コロコロ便はストレス便秘によるとも言われています なるべく黒でも硬くもない便になるように食生活を整えたいものですね

■ちなみに掃除汚れはphの意識が基本

キッチンはだいたい酸性汚れなので アルカリ性の薬剤で中性に近づけることでキレイになります
トイレはアルカリ性の汚れなので 酸性の薬剤で硬い汚れも柔らかくなります

お風呂はアルカリ性の汚れなので 弱酸性の薬剤で水垢が分解されます(以前1000件ほど他人様のお家を掃除したことあります)
もちろんphが全てではありませんが 気になっている汚れは基本逆のphに合わせることになりますね

美意識も過剰は神経質との表裏となりそうなので 無理のない美意識が脱毛ひとつで良いものに変われば幸いですね

 

戻る